2012年07月10日
七夕の話

こんにちは~
こうほう@まっちゃんです。
雨がやむと、蒸し暑いですね~。
ぼちぼち、梅雨が明けるんでしょうか。
雨の多いこの時期に、空を見上げました~。
7月7日は、七夕さま。
笹に、願い事を書くというのは、いつから始まったんでしょうねぇ。

これは、とある公民館にあった笹。
たくさんの飾りと、短冊がつるしてありました。
七夕の起こりは、中国から伝わった、"乞巧奠(きっこうでん)"の風俗と、
牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)の伝説で有名な"星祭り"、
それに日本古来の神様に捧げる衣を織る"棚機女(たなばため)"への信仰、
それと、お盆の行事などが結びついたものだといわれています。
”乞巧奠”とは、織姫が巧みな布の織り手であることから、
機織り、裁縫、習字などの技芸の上達を願った行事で、
中国で宮中の女性たちにより起こりました。
これが日本の、短冊に願い事を書く習わしにつながったようです。

公民館の笹につけられた短冊。
「年金減らさないで」 って!(苦笑)
短冊などを笹に飾る風習は、夏越の大祓に設置される茅の輪の、
両脇の笹竹に因んで江戸時代から始まったものらしいです。
6月30日の茅の輪と、つながりがあるんですね~
ちなみに、「たなばたさま」の曲にある”五色の短冊”の五色は、
五行説にあてはめた、緑・紅・黄・白・黒の色らしいです。
こんなふうにして作られた笹を7月6日に飾って、
海岸地域では翌7日未明に海に流すのが一般的な風習やとか。
もちろん、流すとゴミになってしまうので、今、しているところがあるのかどうか。
星祭の伝説は、よく知られている、二つの星の物語です。
こと座のベガは、織姫(織女・しょくじょ)、
わし座のアルタイルを、彦星(牽牛・けんぎゅう)。
織姫は天帝の娘で、機織(はたおり)の上手な働き者。
牛追いの牽牛もまた働き者で、二人は恋に落ちます。
天帝は二人の結婚を認め、めでたく夫婦となるんですけど、
夫婦生活が楽しくて、織姫は機を織らなくなり、
牽牛は牛を追わなくなるんです。
・・・仕事をしなくなるほど、夫婦生活が楽しいって? うらやまし(苦笑)
このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離しますが、
娘をかわいそうに思い、年に1度、7月7日だけ会うことを許します。
天の川にカササギが橋を架けてくれて、二人は会うことができますが、
雨が降ると天の川の水かさが増し、織姫は渡ることができず二人は会えません。
なので、この日に降る雨は、織姫と牽牛が流す涙といわれ、
催涙雨(さいるいう)と呼ばれるそうです。
さて、今年、雨はやんだけど、二人は会えたのかしら~?
そして、七夕の食べ物といえば・・・・そうめん!

夕べの残り物で、ひとりそうめんをしました~
織女は、天の衣の巧みな織り手だったので、
その糸に見立ててそうめんを食べ、
織物の腕が上がるようにと、昔の人は願ったとか。
織物はしませんけど、仕事はうまくいって欲しいと願う・・・
まっちゃんの、ふつうな話、でした!
Posted by 東和ケアスタッフ at 14:36│Comments(0)
│まっちゃんの、ふつうな話